DISCO RADIALとは遠位橈骨動脈アクセス(DRA)と従来の橈骨動脈アクセス(TRA)で橈骨動脈閉塞(RAO)の発生率を比較したTrialです。
DISCO RADIAL は、従来のラジアル アクセスアプローチに対する遠位橈骨動脈アクセスの利点を調査するために設計された大規模な無作為化研究です。
試験デザイン | ランダム化臨床試験、多施設、オープンラベル |
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登録症例数 | 1307例(TRA 657例、DRA 650例) |
退院時の前腕部の橈⾻動脈閉塞(RAO)の発⽣率
退院時のRAO発⽣率は、両群とも低かった(TRA 0.91%(6例/657例)、DRA 0.31%(2例/650例))。
DISCO RADIALは下記を証明した、最初の複数の国を跨いだ大規模臨床試験です。
また本スタディではRAO低減の最適な方法を実施するため下記を使用しております。
Adel Aminian, Shigeru Saito, et. al. J Am Coll Cardiol Intv. 2022 Jun, 15(12) 1191-1201
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齋藤 滋先生(湘南鎌倉総合病院)よりコメント
「RAOの予防は患者さんのためにも重要なポイントであり、DRAを実践することでRAO低減が期待できる。DISCO RADIAL試験を始めた最大の理由はこれを試験で証明すること。また、DRAの選択は慢性腎不全の患者さんにおいてはさらなるコロナリーインターベンションのため、さらに将来の透析に備えて橈骨動脈を温存することが可能であると考える」